自宅サーバをノートPCに変えてみた

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 このブログなどを載せている自宅サーバは、これまでタワー型のマシンで運用していたのですが、節電&停電対策のために、ノートPCに乗せ換えることにしました。タワー型では、夏になると背面の3連ファンがうなりをあげて温風を吹き出すため、部屋が暑くなって困っていたのですが、ノートにすることにより涼しく静かでエコなサーバに生まれ変わりました。


 先週まで使っていたのは4年ほど前に1万円代で購入した格安のタワー型サーバです。電源ユニットが一度壊れた以外は、安定して稼動していました。ただ、冒頭にも書いたとおり、夏は部屋が暑くうるさくなること、UPSにつないでいても停電した場合は数十分しか持ちこたえられないこと、それにそもそも電力消費量が多そうだということから、ノートPCに置き換えることにしました。

 ノートPC化するにあたっては、タワー型をリプレイスしても違和感のない性能が確保できること、4時間程度はバッテリー稼動できること、linuxとの相性問題が発生し難いこと、なるべく安価であること、といった条件を勘案し、HP製の4万円程度のモデルを使用することにしました。

 載せ換えに際しては、linuxのディストリビューションを最新のものにしたほか、これまでバージョン4系を使用していたブログツールMovableTypeについても、最新のバージョン5系に移行することにしました。
 MovableType 4から5の移行は、はじめに想定していたよりは簡単でした。MT5でブログのガワを作った後、MT4でエクスポートしておいた記事をMT5でインポートし、イメージファイルや動画ファイルをコピーするだけで基本的にOKでした。ただし、過去のブログ記事のファイル名が引き継がれなかったため、外部から参照しているケースではリンク切れが発生している可能性があります。

 今回、実際にどの程度の節電効果が得られているのか、SANWA SUPPLYのワットチェッカーTAP-TST5を使って測定してみました。



 まず、タワー型サーバの場合、サービス起動後、安定した状態となったところで、80Wの電力を消費していました。

 つぎに、ノートPCの場合、安定した状態で液晶ディスプレイが点灯しているときに、17Wを消費していました。この数値はメーカーの公表値のとおりです。ただし、しばらく放置すると液晶画面の表示が消えて真っ黒の画面になり、この状態で測定すると、消費電力は13Wです。画面が消えていても、スリープ/サスペンド状態になっているわけではないので、サーバに対するリクエストがあれば即座にレスポンスを返すことができます。実際にサーバを運用する場合は、基本的に画面表示は消えた状態になっているので、ノートPCサーバの消費電力は13Wということになります。

 従って、このケースにおいては、タワー型からノートPCに変えることにより、消費電力はおよそ1/6に減少し、約84%の節電効果が得られることになります。これは一ヶ月当たり約50KWhに相当し、ウチの総電力消費量のおそらく7~13%を削減することができそうです。また、現時点の東京電力の従量電灯B第3段料金単価(24.13円/KWh)で換算すると、月額約1,200円のコスト削減ができる見込みです。

 我が家では、去年の秋に10年以上使っていた冷蔵庫を買い換えるとともにリビングの照明をLEDに付け替え、震災後は電気ポットも使わないようにした結果、4月・5月の消費電力は前年同月比25%以上削減できていますが、サーバの節電を加えることで、今夏は30%くらいの節電ができそうです。

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このページは、nak1が2011年6月26日 16:39に書いたブログ記事です。

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