Smart-UPSと普通のUPSは何が違うのか

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 東日本大震災で被災された方々に謹んでお悔やみを申しあげますとともに、さまざまなご苦労をされている方々には心よりお見舞いを申しあげます。
 私は関東南部なのでテレビが落ちて壊れたり交通が麻痺したりといった程度で済んでいるのですが、悩ましいのは計画停電です。会社・自宅ともエリア内のため、すでに何度も停電しており、夏にはどうなるか非常に気掛かりです。


 このブログ等を運用しているサーバは、以前からUPSでバックアップしていたのですが、他の用途でも必要になってきたため、UPSをもう一台導入することにしました。その機種選定の際に、何かと情報が不足気味で困ったので、何かの参考になればと思い、分かったことをまとめてみることにしました。

比較対象のUPSは、Smart-UPS 750APC ES 750です。
どちらもAPCの製品で、最大出力容量はともに750VAとなっています。
それでいて、価格.comの最安値で較べると倍ほど値段が違うのです。


左がSmart-UPS 750、右がAPC ES 750。

製品名Smart-UPS 750APC ES 750
型番SUA750JBBE750G-JP
価格30,000円前後16,000円前後
製品カテゴリサーバ・ネットワーク向け家庭・SOHO向け
運転方式ラインインタラクティブ方式常時商用方式
寸法(H×W×D)162x140×358 mm88×180×343 mm
質量13.0kg4.7kg
最大出力容量750VA / 500W750VA / 450W
出力コンセントバックアップ6個バックアップ5個
+サージ保護のみ5個
バッテリ運転時
の出力波形
正弦波矩形波
バッテリ運転時
の出力周波数
50/60Hz ± 0.1Hz50/60Hz ± 1Hz
バッテリ運転時
の出力電圧
AC100V +6% / -10%AC100V ±8%
停電切替時間2~5ms最大10ms
バッテリ仕様12V 7.2Ah × 2個12V 9Ah × 1個
充電時間(90%容量まで)3~6時間約16時間
バッテリ交換目安
(使用温度5~25゚C)
2.5年4.0年
マスタ連動コンセント無しマスタに連動可能なスレーブ2個有り
温度異常に対する
保護機能
内部温度センサ90゚Cで出力を停止無し
アラーム音を止める方法アラーム鳴動停止ボタン有り
「電源オン(Test)」ボタンで鳴動停止する

ソフトウェアによる抑止も可
アラーム鳴動停止ボタン無し
ソフトウェアによる抑止のみ
本体パネルの情報表示負荷の大きさ(84%,67%,50%,30%,16%)
バッテリ充電割合(96%,72%,48%,24%,0%)
Trim/Boost/商用/過負荷
バッテリ動作/バッテリ交換
無し
インタフェースポートUSB 及び シリアルポートUSB
同梱されるケーブルシリアルケーブル
注: USBケーブルは汎用品でOK
USBケーブル
注: 特殊な専用ケーブル(RJ-45)
電源管理ソフトウェア
(Windows)
PowerChute Bussiness Edition(別売)
PowerChute Network Shutdown(別売)
Priority Shutdown for APC(別売)
注:PowerChute Personal Edition動作せず
フリーウェアAPCUPSD Windows版あり
PowerChute Personal Edition
(同梱・ダウンロードも可)
電源管理ソフトウェア
(Linux)
フリーウェアAPCUPSD使用可フリーウェアAPCUPSD使用可
電源管理ソフトウェア
で利用できる情報
商用電源の電圧、負荷の大きさ、充電割合
予想持続時間、バッテリー電圧など
同左



APC ES 750の接続ポートと専用USBケーブル。

 まず圧倒的なのがSmart-UPS 750の重さです。これは、バッテリーを2個内蔵しているということもありますが、それ以外にも中身がずっしりと詰まっている感じがします。正弦波で誤差が小さく切替時間が短くて充電も速いといった質的な違いを生むためのトランスや回路などが入っているのだと思います。

 ただ、私がテストしてみた範囲では、サーバもデスクトップPCもルータ等も、APC ES 750の出力で誤動作したりすることは特にないので、矩形波だとか10msだということはそれほど気にしなくてよいように思われます。

 インテリジェントかどうかという点に関しては、Smart-UPSのほうが多少上手かも知れませんが、USB接続の機種であれば、普通のUPSでもなかなかのもので、こちらもそれほど違いはないように思われます。サーバを複数台連ねてネットワーク環境で運用しているような状況であれば、Smart-UPSのメリットが出てくるのだろうと思います。

 それから、計画停電がらみでいろいろな使い方をすることを考えれば、アラーム鳴動停止ボタンがついているかどうかは、結構重要なファクターになってきます。某O社製のUPSなど、計画停電中にピーピー鳴りまくり、UPS自体の電源をオフにする以外にアラームを止める手段がないので、結果的に使い物にならないものもあります。

 なお、Smart-UPS 750のシリーズに、SUA750JB3W、SUA750JB4W、SUA750JB5Wという製品があり、価格が高くなっていますが、これらは通常2年間の保証をそれぞれ3年、4年、5年と長くしたものです。また、Smart-UPS 750のUSB接続にはAP98117Jという型番のケーブルが必要ということになっていますが、これは普通のUSB 2.0ケーブルのようで、汎用品でも動作します。

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今回の地震でノートPCのHDDが死亡しました。
その他の被害は震度5弱だったのにもかかわらず奇跡的にありませんでした。

故障したノートPCは5年目に突入したので処分しPCを新調します。
リビングのデスクトップPC(7年目)が無傷だったので、これをサブマシンとして、メインで使うものをBTOショップで(予算約18万くらいのタワー型が候補)ゆっくり探す予定です。

持ち運ばないのでノートは必要ないみたいです。(笑)


計画停電はなぜか除外区域になっているようで今のところ停電はありません。
近くにNECの工場や変電所があり、鉄道が通っています。
どう関係しているのかわかりませんが…

先月末に計画停電に関する資料が市から送られてきて「当面停電しない区域」に正式に分類されていました。(笑)

夏の停電は覚悟していますので東電、日本政府にはちゃんとした説明をしてもらいたい。

GT5はログインボーナスを貰うだけのために起動する毎日が続いています。(笑)

計画停電はもう無くなるけれど、そのかわり今度は電力使用制限令が出るようですね。
一般家庭に対しては強制力はないが、15%の節電が求められるとか。
うちはサーバをタワーからノートに変えようと計画中です。
それにしても、PCに18万とは豪勢ですねー。

高い買い物なので家族会議をしたら、「半分出すのでノートにしろ。」という意見が出たので結局ノートになりました。(笑)

予算18万(豪華!!)で最低条件としてCore i7 2630QM,GeForce GTX460M,SSDを搭載の製品をマウスコンピュータの「G-Tune(ノート)」から選びたいと思います。
サービスパック適用済みのWin7OEMが出てからの購入なので5月中には手に入るのかな?今月末ごろに適用済み製品が発売されるみたいですが。

SSDで振動(発熱)対策になると思いますがCPU&GPUの熱は大丈夫か!?

ノート用の冷却クーラーはどうしようかな?必要なし?

豪華なノートPC、良いですねぇ。
でも18万のを買って仮に5~6年使うとしたら、
いまは半分の予算にしておいて、2~3年後にもう一度
グレードアップするという手も有りだと思います。
というか、私の場合には、6万円以内クラスのノートしか手が出ません(笑)

ノートPC到着

予算20万円
OS:Win7 HomePremium SP1
CPU:i7 2820QM
メモリ:16GB
GPU:GeForce GTX460M
システムドライブ:インテル製SSD120GB(510シリーズ)

といった感じです。
CPU+GPU+SSDに出資したので快適性は抜群です。
メモリは標準で16GBでしたので変更なしです。

作成したデータは外部に保存するのでシステムドライブとしての容量は十分だと思います。
GPUをオンボードにすれば価格を抑えられましたがその機種だとUSB端子が足りなくなるのでやむをえない決断でした。
5個中2つの端子がUSB3.0対応なので将来もとりあえず安心して使えます。

ゲーミングモデルということで排熱は問題ないみたいですが、評価の高いPC-クーラーを60%オフでAmazonにて調達しました。

ノートPC、来ましたか。
申し分ないスペックですね。
とくにMEM:16GBには驚きました。

このブログ記事について

このページは、nak1が2011年4月 3日 22:47に書いたブログ記事です。

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